当院の治療方法
患者様一人ひとりに合わせた、オーダーメイドの治療
「肩こり・肩の痛み」「四十肩・五十肩」「首のコリ・寝違え」を根本的に解決するには、その場しのぎの治療ではなく、患者様一人ひとりの原因を的確に見極めたうえでの治療が必要です。また、症状によって原因は異なります。
当院ではカウンセリングやチェックの際に一人ひとりの症状や可動域の制限、姿勢のゆがみなどを丁寧に確認し、根本的な原因を探っていき、そのうえで症状改善に最適な治療法をご提案します。
痛みの除去と再発防止を目指して
肩こり・首のこりは再発性が高い症状の一つです。「一度治療をしても、しばらくしたら症状が後戻りしてしまった」という声をよく聞きますが、それではせっかくの治療が意味のないものになってしまいます。そこで当院では再発防止にも力を入れ、肩こりになりにくい状態にまでサポートいたします。
検査によって普段の姿勢や癖などを見直したり、簡単なストレッチやエクササイズをお伝えし、再発防止を目指します。気になることがありましたら、何でもお気軽にお話しください。
当院では、首・肩の痛みへの症状改善に実績があります。患者様一人ひとりの症状に対して真摯に向き合い、症状改善と再発防止までのサポートをさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。
肩こり・肩の痛み
腰痛と同様に、肩こりも私たちの多くが悩んでいる症状です。ある程度年齢を重ねた方における発症率が高かったのは昔の話で、現在では若い方でも深刻な肩こりに悩まされているケースが多いです。
肩にのしかかる重苦しい痛みとこりは、普通に過ごしているだけでも辛いものです。また、症状を放置していると頭痛やめまいなどの症状を引き起こすため、早めに治療を受ける必要があります。
肩以外の場所が原因になっているケース
肩こりの原因は肩まわりの筋肉の血行不良です。長時間のデスクワークやスマートフォンの操作、緊張、ストレスなどにより、最近では若い方でも重度の肩こりに悩む方が増えています。
また、肩こりの原因は肩以外の場所にあるとも考えられています。姿勢や骨盤のゆがみによって特定の部位に負担がかかり、結果的に肩こりが引き起こされるのです。そのため、肩こりを治療するには筋肉や筋膜のバランス、骨格のゆがみなどにも注目し、さらには内臓や自律神経に不調が起きていないかも調べる必要があります。
安易なマッサージに要注意
一般的に、マッサージ店などで受けられるマッサージの多くはリラクゼーションを目的にしたものであり、症状改善を目指すものではありません。強くもみほぐされたせいでかえって痛みが強くなってしまうケースもあるので、症状が重いときの安易なマッサージはできるだけ避けましょう。
肩こりが辛いあまりに、マッサージなどで症状の改善を試す方も多いかと思われますが、一時的にこりが解消されただけで後になって症状が戻ってしまうことがよくあります。肩こりの原因は肩以外の場所にもあるため、患部だけを治療しても根本的な改善にはつながりません。周辺組織の不調と全身のバランスを整えてこそ、期待通りの治療効果があらわれるのです。
当院では、患者様の体質・身体の状態に合わせた治療方法を提供します。症状にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
四十肩・五十肩
- 腕を上げたり回したりすると、肩に強い痛みが走る
- 痛みはないけれど、腕を動かせない
- 歳だから…と諦めている
強い痛みと可動域の制限があらわれる四十肩・五十肩。
肩こりのように鈍く重い痛みではなく、激しく強い痛みが走るタイプの症状です。名前の通り40代から50代の方における発症率が高いとされていますが、60代を超えてから四十肩・五十肩に悩まされる方も多いです。
症状に合わせた対応が必要です
四十肩・五十肩は正式には「肩関節周囲炎」と言われています。肩こりが筋肉の血行不良によって起こるのに対し、こちらは肩関節や周辺組織の炎症・拘縮が原因となります。その他、「凍結肩」や「癒着性関節包炎」など、さまざまな症状とタイプに分かれます。タイプによって症状や原因が分かれるため、慎重な診断をもとにした治療が何よりも大事なポイントになります。
また、炎症や痛みが強い「急性期」と、炎症が治まりだす「慢性期」があります。急性期は特に痛みが強く、可動域が大きく制限されるために、とにかく安静にすることがポイントです。痛みが緩やかになる慢性期を超えてから、治療をしていく流れとなります。
これらのポイントを押さえて治療することで、スムーズな症状改善が期待できます。自己判断でのセルフケアやマッサージはなるべく避け、専門家による治療を受けるようにしましょう。
首こり・首の痛み
- 日常的に首が凝っている
- 朝起きたら首を寝違えてきた
- 自分でマッサージしたら症状が悪化した
スマホの使用が多い方、デスクワークが多い方は、肩こりだけでなく、首にも負担がかかっていることが多いです。また、起床後に突然やってくる寝違えは、それらの首への負担が原因となっている場合が考えられます。寝違えは基本的に1日程度で治りますが、症状がひどければ1週間から数週間程度の治療期間が必要になる場合もあります。
また、首は全身の神経が集中している場所であることから、痛みを放置していると手足の痺れなどの症状を引き起こすケースもあります。心当たりの症状があったら決して軽視することなく、早めの対応を考えましょう。急性症状である寝違えは保険が適用できますのでお気軽にご相談ください。
首の筋肉や筋膜の炎症が原因です
寝違えをはじめとする首の痛みは、首の筋肉の緊張やまわりの組織の炎症によって起こっていることが多いです。
私たちは寝ている間に無意識的に姿勢を変えるので、通常であれば不自然な姿勢をしていれば寝返りなどで寝違えのリスクを防げます。
もし、頻繁に寝違えてしまうという方は、ストレートネックや、頚椎・背骨・骨盤などの骨格のゆがみが原因とされる場合もありますので、いずれにせよ、早めに治療してもらうようにしましょう。
自己流のマッサージは危険です!
筋肉や周辺組織の炎症によって起こる寝違えは急性的な症状として分類され、症状の緩和と改善のためには慎重な治療とケアが必要になります。
安易なマッサージはできるだけ避けましょう。特にセルフケアなどのマッサージは症状を悪化させてしまうことがあります。症状改善には的確な力加減の施術が必要となります。