【お子さんの口呼吸は猫背が原因?!姿勢改善で成績も免疫力もアップ!!】
新年度・新学期が始まり、
お子さんが毎日元気に小学校に通っている
ご家庭も多いかと思います。
お父さん、お母さんに一度見ていただきたいのですが、
もしかしたら、お子さんがしょっちゅう
「ぽかん」と口を開けていることはないでしょうか?
本来、人は口を閉じた鼻呼吸が普通の状態なので、
口を開けて行う口呼吸の状態はあまりよくありません。
お子さんに、「口を閉じなさい!」とよく注意されているかもしれませんが、
気づけばまたすぐに口が開いてしまってはいないでしょうか?
その理由として、蓄膿症など鼻の病気であることや、
猫背が原因になっていることが考えられます。
どちらも放置しておくと、お子さんの健康や成長に悪影響があります。
以下で詳しく書きます。
<口呼吸や猫背のデメリット>
口呼吸や猫背によるデメリットは、まず見た目が良くない事です。
口が開いているとだらしがなく見えますし、言葉は悪いのですが、
なんとなく頭も悪そうに見えてしまうような気もします。
困るのは猫背だと胸がつぶれた状態なので、
呼吸が浅く短くなるために、
脳や身体が酸欠になって集中力が低下し、
実際に学力が低下するリスクがあることです。
また、鼻呼吸が良い点は健康のために役立つことにもあります。
なぜなら、鼻毛はフィルターの役割をし、直接細菌やウイルスが
体内に入らない役割をしているからです。
一方、口呼吸の場合はもろにそれらが体内に入ってしまうので健康によくないわけです。
<お子さんが口呼吸になる理由>
先ほども書きましたが、人は口を閉じて鼻呼吸をするのが自然です。
それが口呼吸になっている理由の一つは、蓄膿症のような病気が考えられます。
蓄膿症とは、鼻の穴につながった顔の中の小さな空間(副鼻腔)で
ウィルスの侵入などによって炎症がおき、
その結果生じた膿が鼻を詰まらせた状態で、
鼻づまり、頭が重くなる感じに加え、せきやタンがでやすくなります。
なので、早めに耳鼻科などの専門医の診断・治療をオススメします。
参考:https://kotobank.jp/word/%E8%93%84%E8%86%BF%E7%97%87-565622
【コトバンク 蓄膿症】
蓄膿症のような病気以外の理由としては、猫背も考えられます。
猫背というと背中が丸いイメージが強いかもしれませんが、
それだけでなく、
”顔が前に出て首が通常より前傾したような姿勢”
も猫背の一種といえます。
(首猫背や顔出し型猫背といいます)
実際に自分でやってみると実感できますが、
(よっぽど初めから歯を食いしばってやらない限りは)
何気なく顔を前に出すと顎は自然と下がります。
それは、口を開く働きをするのどの筋肉群(開口筋)が
有意に働くからといいます。
よって、姿勢を良くして猫背を矯正すると
自然と口も閉じてきて鼻呼吸をしやすくなります。
<お子さんの猫背を改善する方法>
先ほど、「口を閉じなさい」といってもまた元に戻る、
と書きましたが、猫背についても同様ではないでしょうか?
つまり、お子さんに「姿勢をよくしなさい」「猫背を直しなさい」といって
その時だけ姿勢が良くなったとしても、すぐに戻ってしまうということです。
その理由は、”身体に猫背のくせがついてしまっていること”と
”まっすぐがわかっていない”ということにあります。
くせはなかなかなおしにくいものですが、
時間をかけてマメに注意することで少しずつ改善は可能です。
ただし、大人になって年を重ねるほど、
年期が入ってしまって改善は大変になってくるので、
子供のうちに猫背をなおしておいた方が良いですね。
猫背の改善方法は以下のようにいくつかあります。
1、子供用姿勢矯正ベルト
2、骨盤座椅子
3、ストレッチ
4、整骨院などで猫背矯正を受ける
といっても、成長期でこれから骨や筋肉が発達していくお子さんの身体を
姿勢矯正ベルトの力で強制的に伸ばすのは、
かえって健全な成長の妨げとなるリスクがあります。
骨盤座椅子も悪くはないのですが、
ずっと座っていると疲れて姿勢が崩れてくると思うので、
”食事の時の10分間だけ”、
とか時間を区切って使うとよいのではないでしょうか。
ストレッチは無理なく身体を伸ばすので一番無難といえます。
ただ、大人もそうなのですが、自分一人でやるとついやり方が甘くなってしまうので
お父さん、お母さんが見ていてあげた方がよいと思います。
姿勢専門の整骨院などで猫背矯正を受けるのが間違いないやり方ではあります。
多少、コストはかかりますが、自宅でのセルフケアについても相談できるので
トータルで考えたら安心できると思います。
「まっすぐがわからない」という点は、
鏡や写真を使って、視覚から矯正していきましょう。
ただ、お子さんが小さいうちはよくわからないかもしれないので、
壁に背中を着けて立つ方法からの方がわかりやすいかもしれません。
(健康診断で身長測定をしているイメージ)です。
<まとめ>
お子さんが口をあけて”口呼吸”をしているような場合、
早めの改善が必要です。
なぜなら、人は口を閉じた鼻呼吸が正常な状態で、
それができないということは、病気や猫背の場合が考えられます。
蓄膿症のような病気は専門医にご相談いただくとして、
猫背の矯正方法としては、身体に無理のないストレッチがお薦めです。
ですが、初めのうちは、自分の姿勢についてよくわからない
ということもあるかもしれません。
そんなときにはお近くの姿勢専門の整骨院へご相談ください。
ちなみに当院も猫背矯正に特化しており、
身体の土台である骨盤の矯正も行うなど
根本からの姿勢改善を行っております。
”矯正”と聞くと、人によっては、
「「バキッ」とか何か痛いことをされるんじゃないか?」
と警戒されることがあるかもしれません。
しかし当院の猫背矯正は、骨の弱いお年寄りまで受けられるソフトな手技で
受けている最中、思わず「うとうと・・・」と眠くなってしまうほどです。
もちろん無料の姿勢チェックもおこなっておりますので、
お気軽にご相談ください。
詳しくはこちらのリンク先をご覧ください。
https://www.motogonagura.com/nkk/guide/#a021
(お得なパックコースもご用意しています)
埼玉県川口市の接骨院 元郷名倉堂
「猫背矯正の講師もしている猫背矯正マイスター」