当院の腰痛治療
「日本人にとっての国民病」と言われるほど、腰痛に悩んでいる方が非常に多いです。上半身と下半身のバランスを支える腰に不具合が生じると、日常生活さえままならないほどの痛みやしびれに苦しむことになります。
慢性的な腰痛からぎっくり腰などの急性的な症状、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアなど、さまざまな症状があります。患者様一人ひとりにとって症状も痛みのタイプも異なるため、的確な原因の見極めと慎重な治療が必要になります。
当院では、腰の痛みへの治療に対応しています。患者様一人ひとりの症状に対して真摯に向き合い、症状改善と再発防止までのサポートをさせていただきます。
腰痛の症状
腰痛の症状として最も多いものに、慢性的な腰痛があります。
- 普段から腰に重苦しい痛みを感じる
- 長時間のデスクワークで常に腰痛がある
- 朝、腰が痛くて起きるのが辛い
- 薬や湿布薬を使っているが、なかなか症状が改善されない
- 骨には異常がないと診断されたが、痛みがまだ残っている
- マッサージを受けたら症状が悪化してしまった
など、鈍く重い痛みが続く慢性的な腰痛は、最近では若い人にもよく起こりうる症状です。
筋肉の疲労が主な原因です
慢性的な腰痛の原因は、基本的には筋肉の疲労から来ています。
筋肉疲労は血行不良を引き起こし、老廃物の排出を滞らせます。それによって背骨や骨盤がゆがんで筋肉のバランスが崩れ、腰の痛みがあらわれるのです。
そのため、このような原因を知らないままにマッサージや薬で症状改善を試しても、一時的な解決に終わるだけです。骨盤や背骨のゆがみを正して筋肉のバランスを整えてこそ、根本的な痛みの改善ができるようになります。
背骨・骨盤のゆがみを見直しましょう
慢性的な腰痛を治療するためには患部へのアプローチがもちろん大事ですが、それ以前に背骨や骨盤のゆがみを整えて老廃物を排出し、筋肉のバランスを戻していくことも必要です。
当院ではリリーステクニックと背骨・骨盤の矯正を組み合わせながら、腰痛の根本改善を目指します。慢性的な腰痛にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
ぎっくり腰の症状
慢性的な腰痛とは別に、急性的な腰痛として分類されるぎっくり腰。正式には「腰椎捻挫」「急性腰痛症」と言われています。
- 前かがみになると腰に強い痛みが走る
- 痛みが強すぎて動くことさえできない
- くしゃみをしたら腰に激痛が走った
- 一度治療をしたが、症状が再発してしまった
突然強く激しい痛みが走るぎっくり腰は、再発のリスクが高いという特徴があります。そのため、慎重かつ丁寧な治療が何よりも大事なポイントになります。
慢性的な腰痛がぎっくり腰につながることも…
ぎっくり腰は椎間関節の捻挫のことであり、脊柱や骨盤の組織が炎症や損傷によって発症します。突然症状があらわれるために急性的な腰痛として扱われていますが、慢性的な腰痛がぎっくり腰に発展するケースも少なくありません。
日頃からデスクワークや立ち仕事が多い方は、慢性的な腰痛に悩んでいることが多いと思います。これらの日常的な動作は、常に腰に大きな負担をかけています。その負担が、あるとき限界を迎えて、ぎっくり腰の症状となってあらわれるのです。この場合、一度治療が完了しても再発するケースが多いことから、一時的な治療ではなく慢性的な腰痛にアプローチした治療方法が必要になります。
ぎっくり腰の治療は慎重に
わずかな刺激だけでも強い痛みが走るぎっくり腰には、極力刺激の少なく慎重な治療が求められます。優しい施術でゆっくりと痛みを取り除き、腰と全身のバランスを整えていくことが、症状改善につながります。また、慢性的な腰痛を予防するための生活改善やトレーニングも必要です。
当院ではぎっくり腰に対し、治療に入るまでの慎重な動作確認をした上で、治療を開始します。くれぐれもマッサージ店でグイグイと指圧マッサージをしてもらったり、整体院でバキバキするような力強い施術をしないようにご注意ください。症状が悪化してしまう危険性が高いです。症状にお悩みの方はぜひ一度、当院へご相談ください。
坐骨神経痛の症状
- 腰痛だけでなく、お尻・太ももに痺れを感じる
- 痛みと同時に麻痺したような違和感がある
- 足先がしびれる
腰の痛みと同時にお尻から足にかけてしびれのような症状があらわれる坐骨神経痛も、腰痛の一種として扱われています。
座っていても歩いていても出てくる症状に悩み、ご相談頂くケースが多くなっています。
坐骨神経の圧迫が、痛み・しびれの原因です
坐骨神経は腰椎と仙骨からの神経が合わさったもので、臀部から膝、足の甲までつながっています。1メートルほどの長さがあり、末梢神経のなかでは最も長い神経です。
私たちが歩いたり下半身のバランスを保ったりできるのはこの坐骨神経の働きがあってこそのことですが、ここが何らかの理由で圧迫されると、坐骨神経痛の症状があらわれます。
筋肉疲労が背骨や骨盤のゆがみを引き起こして坐骨神経を圧迫することが、症状の原因だと考えられています。また、尾骨付近にある梨状筋のこわばりによって坐骨神経が圧迫されることもあります。
背骨や骨盤のゆがみを改善し、症状改善につなげていきます
坐骨神経痛を改善するにはまず背骨や骨盤のゆがみを正し、周辺筋肉の緊張を緩める必要があります。特に梨状筋を緩めると痛みや痺れが解消されていくので、当院では梨状筋の状態に注目したうえでの治療をしています。
全身のバランスが整うと自然治癒力が働き、症状の改善がよりスムーズになります。患者様ご自身の力で坐骨神経痛から回復できるよう、丁寧なサポートをさせていただきます。
坐骨神経痛は安静にしていても痛みがあらわれる症状であるため、早めの治療が必要不可欠です。当院でも親身かつ丁寧な治療とケアをしますので、症状にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
椎間板ヘルニアの症状
- 下半身がピリピリとしびれる
- 足に力が入らない
- 前かがみになると腰が痛くなる
- 咳やくしゃみをしただけなのに、腰に激痛が走る
坐骨神経痛の原因の一つとも言われる椎間板ヘルニアは、腰の痛みだけでなく下半身のしびれや不快感まで引き起こします。
普段通りの生活さえ苦しくなるほどの症状を伴うので、決して軽視せずに早めの対応を考えましょう。
椎間板ヘルニアとは?
私たちの背骨は数々の脊椎によって支えられて、その脊椎の間は椎間板がクッションの役割を果たしています。ここで椎間板が飛び出すと神経を圧迫して血流障害や炎症を起こし、結果的に激しい腰痛や下半身のしびれなどの症状があらわれます。また、腰にある脊椎「腰椎」が飛び出して坐骨神経を圧迫すると、坐骨神経痛の症状が引き起こされます。
椎間板ヘルニアは手術でなければ治らないケースもあるため、時によって病院での治療が必要になります。しかし、飛び出した椎間板は自然に戻るケースももちろんあり、その場合には保存療法で経過観察をしながら治療を進めていく流れになります。
症状にお困りの方は、自己判断で動くことなく、一度、当院にご相談頂けると幸いです。手術に頼らない選択肢をご提供致します。